完成写真
猫も人も、家族みんなが幸せに。リモートワーク夫婦と2匹の猫が暮らす、こだわりの注文住宅が完成しました!

「猫と人、どちらにとっても心地よい家にしたい。」
そんな想いから始まった、今回の住まいづくり。
リモートワークをされているご夫婦と、2匹の猫ちゃんが暮らすお家が完成しました!

猫と快適に暮らすための工夫と、在宅ワークを心地よくする空間づくり。
その両方を丁寧に叶えた、猫想いの注文住宅をご紹介します。
玄関を開けた瞬間から、猫との暮らしがはじまる

玄関を開けると、まず目に入るのは透明ガラスの脱走防止扉。
猫ちゃんの脱走を防ぐための扉ですが、猫ちゃんには開けるのが難しい丸ノブを採用し、安全性にも配慮しています。
透明ガラス越しには、飼い主さんの帰りを待っていた猫ちゃんたちの姿がすぐに目に入ります。
ちょこんとこちらを見つめたり、どこに行っていたんだー!と不満げに鳴いたりなど、愛らしいお出迎えの様子が見えるのも透明扉ならではの魅力です。
ドアを開けた瞬間から、猫との暮らしの幸せを感じられる。そんな、思わず笑顔になってしまう玄関になりました。
猫が思いきり遊べる、開放感あふれるリビング

扉を開けると、そこには10.6帖のリビング。
壁面にはキャットステップやキャットウォークをたくさん設置し、猫ちゃんたちが楽しく過ごせる空間になっています。

ゆったりとくつろげるおこもりボックスもあり、猫ちゃんが安心して休める場所もしっかり確保。

さらにこのリビングには、奥様が「ぜひ作りたい」と希望された、3帖の小上がりスペースを設けました。
大きな窓からはたっぷりと光が入り、猫ちゃんが外の様子を見守るニャルソックも楽しむことができます。
小上がりの床は樹脂畳を採用。樹脂素材ならではの高い耐久性があり、カビやダニの発生を抑えられるのが大きな特徴です。
中には、畳で爪とぎをするのが好きな猫ちゃんもいますが、そんな猫ちゃんがいても、樹脂畳は耐久性に優れているため、爪とぎによるダメージにも強く長くきれいな状態を保ちやすいのが魅力です。
さらに、猫は吐き戻しが多い動物でもありますが、樹脂畳は水拭きができるためお手入れも簡単。もしもの時でもさっと拭き取ることができ、清潔な状態を保ちやすいのも嬉しいポイントです。

こちらの小上がりには引き出し収納があり、ヨガマットや猫ちゃんのうんち回収袋、ブラシなどを収納される予定です。

見守りカメラを置きたい場所にはカメラ用の台も設置しました。

吹き抜けには、室内にやわらかな自然光を取り込めるよう採光用の窓を設けました。
周囲の住宅との位置関係を考え、しっかりと採光を確保できる窓の配置を計画しました。
後ろに面しているお家と窓の位置が重ならないよう調整し、さらに横のお家とも視線が合わない位置に窓を配置。自然光をしっかり取り込みながらも、プライバシーにも配慮した設計になっています。
高い位置に設けた窓からは、日中やさしい光が吹き抜けを通してリビングへと広がり、家全体を明るく心地よい空間にしてくれます。時間帯によって変わる光の表情も、この住まいの魅力のひとつです。

階段下には収納スペースを設けました。
Wi-Fiのチューナーや掃除用具、猫砂などを収納されるそうです。
10帖という限られた広さでも、開放感のある吹き抜けと自然光が組み合わさることで、室内にいながらも外の光を感じられる、のびやかな住まいになりました。
猫と人、どちらも安心できる独立キッチン

キッチンは窓付きの3.8帖の独立型キッチン。
料理が趣味のご主人の希望でかわいらしい窓をつけ窓の下には、ライブキッチンスタイルに。窓に合わせてカウンターを設置することで、キッチンからリビングへお料理を受け渡せるようになっています。猫ちゃんがちょこんと乗ることもでき、料理をするご主人を見守る微笑ましい光景が生まれそうです。
実は猫との暮らしでは、キッチンは危険が多い場所でもあります。
包丁や火、猫が口にしてはいけない食材など、気をつけることがたくさん。
これまでお住まいだったお家は、オープンタイプのキッチンで、料理中も猫ちゃんが気になり、シンクに侵入防止の蓋をするなど様々な工夫をされていたそうです。
そのため今回の家では、安心して料理に集中できる空間として独立キッチンを採用。
入口の扉は造作で製作し、格子状にすることで冷暖房の効率を落とさない設計にしています。
匂いが他のお部屋に広がりづらいのも嬉しいポイントです。
清潔さを保つ、工夫されたユーティリティ

キッチン横の引き戸の先には、洗面台、トイレ、浴室、物干しスペース、ファミリークローゼットをまとめたユーティリティゾーンがあります。
引き戸は吊り戸を採用。床にレールを設けないことで、猫砂が溝に入り込むのを防ぎ、掃除のしやすさにも配慮しました。
物干しスペースは、洗濯機からすぐに干せる動線になっており、毎日の家事をスムーズにします。
これまでのお家では、猫ちゃんの脱走を防ぐため、洗濯物を干すベランダの窓を開けるときは猫ちゃんをその部屋から追い出し、洗濯物を干されていたそうです。
猫ちゃんの安全のためですが、毎日の洗濯のたびに抵抗する猫ちゃんを部屋から連れ出し、隔離し、それでもドアが開けれないかとハラハラする日々はストレスフルでした。
そこで今回の住まいでは、洗濯が家の中で完結する室内干しスペースを採用しました。猫ちゃんの脱走を気にすることなく、安心して家事ができるようになりました。
就寝時は猫と人の生活を分ける工夫

2階へ上がると、ここにも可愛らしいガラス扉が。

その隣には猫扉が設置されています。
寝室は2階ですが、ご夫婦は就寝時には猫と人の空間を分けたいというご希望がありました。
そのため、こちらの猫扉を閉めることで、夜間は猫ちゃんが2階へ上がれないようにすることができます。
猫扉は内側からネジで固定できる仕様に。
就寝時もしっかりと猫ちゃんの行動範囲をコントロールできる、安心の工夫です。
安全対策として、ホールには吹き抜けへの落下を防ぐため落下防止ネットを天井まで設置しました。

ホールには収納用のクローゼットも設け、書類や日用品をすっきりとしまえる実用的なスペースに。
また、2階の扉はトイレ以外をブルーで統一。
爽やかなアクセントカラーが空間を引き締め、1階とはまた違った表情を楽しめる、印象的なフロアになりました。
猫と一緒に過ごす、リモートワーク空間
2階にはご夫婦それぞれの仕事部屋があります。
ご主人の仕事部屋

ご主人のお部屋は、3.6畳。
窓際には外を見るのが大好きな猫ちゃんが、景色を楽しめるようにというご主人のご希望で、かわいらしいカウンターをつけました。

こちらの部屋にも猫扉があり、オンラインミーティング時や作業に集中したい時には、猫ちゃんが入らないよう内側から閉めることができます。
コンパクトな空間ながら、猫ちゃんへ想いな工夫と、仕事部屋としての使いやすさをぎゅっと詰め込みました。
奥様の仕事部屋

お隣の奥様のお部屋は6.1帖。
こちらのお部屋にはキャットウォークを設置。さらに壁には三角形の猫ちゃんの休憩スペースもつくりました。

この部屋へは、ホールのキャットステップを登り、キャットウォークを通って猫ちゃんが入る仕組みになっています。
耐震等級を高く確保したことで間取りの制約があり、よく見るドアの横に猫扉を設置することが難しい間取りでした。
そこで採用したのが、キャットウォークを登った先に猫扉を設けるアイデア。
猫扉へたどり着くまでのキャットステップもスペースが限られていたため、ステップを交互に設置するのではなく、縦一列にまっすぐ配置し一段ずつ丸い穴を交互に設けることで、登っていける設計にしています。
限られたスペースの中でもアイデア次第で、ご家族のご希望と猫ちゃんの習性の両方に寄り添った空間を実現することができます。
奥様もリモートワークのため、ミーティングの際には猫扉を閉めて、猫ちゃんの入室を制限できる設計になっています。
吹き抜けとつながる、可愛らしい寝室

最後にご紹介するのは7.2畳の寝室。

奥にはウォークインクローゼットもあり、猫ちゃんの通院用キャリー、スーツケース、掃除道具などを収納できるようになっています。

そして、この部屋の一番の見どころが、吹き抜けにつながる室内窓。
完全造作の両開きのとても可愛らしいデザインになりました。
寝室は猫ちゃんが入らない空間ですが、この室内窓を開けると、ホールの縁にいる猫ちゃんが不思議そうにこちらを見てくるのだそう。
朝はこの室内窓から1階を見下ろしながら、猫ちゃんの名前を呼ぶのがご夫婦のちょっとした楽しみになっているのだとか。
快適さと安心どちらも妥協しない性能
性能面でも、住まいの安心と快適さにしっかりとこだわりました。
断熱等級6、耐震等級3、長期優良住宅の認定も取得。
耐震等級3の住宅は、震度7クラスの大きな地震でも倒壊しにくい強さを持つとされており、災害などの有事の際にも避難所に避難するのではなく、在宅避難の選択肢を持つことができます。人間もプライバシーを守りながら落ち着いて過ごすことができるだけでなく、一緒に暮らす猫ちゃんと離れることなく過ごせるのも大きなメリットです。


冷暖房にもこだわり、冬は床下エアコン、夏は小屋裏エアコンを採用しました。
冬は床下からやさしく暖かい空気が広がり、足元から家全体を包み込むように暖めてくれます。お部屋ごとの温度差を少なくすることで、ヒートショックのリスクを軽減できる住環境を実現。
また、どこにいても心地よい室内環境のため、猫ちゃんたちもお気に入りの場所でのびのびと過ごすことができます。
そして夏は、小屋裏に設置したエアコンが家全体に涼しい空気を行き渡らせ、効率よく室内の温度をコントロール。吹き抜けのある空間でも温度ムラが生まれにくく、快適な環境を保ちます。
高い断熱性能と組み合わせることで、一年を通して家全体がやさしく快適な温度に包まれる住まいに。
さらに屋根には太陽光パネルを設置し、住まいはオール電化仕様を採用しました。
太陽光で発電した電気を自宅で活用することで、日々の電気代の負担を抑えることができ、家計にもやさしい住まいに。昼間に発電した電力を上手に使うことで、エネルギーを無駄なく活用することができます。
また、オール電化にすることで光熱費を電気に一本化でき、管理がしやすいのも嬉しいポイント。
人にとっても猫ちゃんにとっても、季節を問わず心地よく過ごせる空間となりました。
猫も人も、心地よく暮らせる住まい

猫の安全、遊び場、くつろぎの場所。
そして、人が便利に快適に暮らせる動線や空間。
限られたスペースの中に、たくさんの工夫と愛情が詰まった住まいが完成しました。
猫と暮らす家づくりには、ちょっとしたアイデアや設計の工夫が大きな差を生みます。
「愛猫ともっと快適に暮らしたい」
「猫と人、どちらも幸せになれる住まいをつくりたい」
そんな方にとって、今回のお家が、住まいづくりのヒントになれば嬉しく思います。


