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賃貸では叶えきれなかった理想を実現。犬猫10匹と暮らすための注文住宅が完成しました!

「もっと犬や猫がのびのび暮らせる家で暮らしたい。」
そんな想いから家づくりをスタートされたご夫婦。
ご家族は、8匹の猫ちゃんと2匹のわんちゃん、合計10匹。一般的な住宅ではなかなか実現が難しい、多頭飼いならではの住まいづくりに取り組みました。
賃貸住宅では、ペット可であっても間取りや設備に制限があり、「もっとこうだったらいいのに」と感じる場面が少なくありません。
今回は猫ちゃん8匹、わんちゃん2匹とご夫婦の理想を叶える一軒家のこだわりのポイントをご紹介します!
玄関には欠かせない脱走防止扉
玄関を開けると、まず目に入るのが脱走防止扉です。

猫ちゃんと暮らす住まいでは定番ともいえる設備ですが、多頭飼いになるほど重要性は高まります。
来客時や宅配便の受け取りなど、玄関を開ける機会は毎日のようにあります。1匹だけなら気付けても、10匹となると一瞬の隙に飛び出してしまう可能性もあります。
脱走防止扉があることで、人の出入りはスムーズに行いながら、猫ちゃんやわんちゃんの安全もしっかり守ることができます。
毎日使う場所だからこそ、大きな安心につながる設備です。
猫たちが思い切り遊べる16帖のリビング
2階へ上がると広がるのは、約16帖のリビングダイニング。

壁面にはキャットステップをふんだんに設置し、猫ちゃんたちが自由に上下運動できるよう設計しました。

猫は高い場所を好み、上下運動によってストレス発散や運動不足解消にもつながります。
8匹もの猫ちゃんが暮らすお家なので、キャットステップをたくさん設けることで、お互いの距離感を保ちながら過ごせるよう工夫しました。
お気に入りの場所でくつろいだり、追いかけっこをしたり、それぞれの性格に合わせた過ごし方ができそうです。
人がソファでくつろぎながら猫たちの様子を眺められるのも、この空間ならではの魅力です。
犬と猫、それぞれが快適に過ごせる工夫
このお住まいには猫だけでなく、2匹のわんちゃんも暮らしています。
そこで工夫したのが、キャットステップへの入り口。

トンネル状にすることで、猫ちゃんは出入りできますが、わんちゃんは入りにくい構造になっています。
実は、猫ちゃんが軽々と高い場所へ登っていく様子を見て、「自分も登れるかも!」と一緒になってチャレンジしようとすることが悩みのタネでした。その姿は微笑ましいものですが、身体のつくりは猫とは異なるため、無理に登ろうとすると転落やケガにつながる恐れがあります。
そこで、猫ちゃん専用の動線として安全に使えるよう、わんちゃんがキャットステップへアクセスしにくい設計を採用しました。犬と猫、それぞれの習性や身体能力の違いを考慮することで、お互いが安心して過ごせる住まいを実現しています。
また、リビングのクローゼット下には、わんちゃん専用のくつろぎスペースも設置。

同じリビングで過ごしながらも、お互いが安心できる居場所を確保しています。
犬と猫は習性も行動範囲も異なるため、それぞれに合った空間を用意することが、ストレスの少ない暮らしにつながります。
独立キッチンで安心・安全を確保
キッチンは3.8帖の独立型を採用。

猫ちゃんと暮らす住まいでは独立キッチンにも大きなメリットがあります。
調理中は熱い鍋やフライパン、包丁、玉ねぎやチョコレートなど猫ちゃんにとって危険な食材もあります。
わんちゃんや猫ちゃんが足元に来ると、思わぬ事故につながる可能性も少なくありません。
しかし、独立キッチンならわんちゃん猫ちゃんの侵入を防げるので料理中も安心です。
さらに、食事の準備中に「早くちょうだい!」と集まってくる犬や猫を気にせず作業できるため、毎日の家事も快適になります。
窓を開けても安心できる脱走防止柵
犬猫10匹と暮らす住まいでは、換気もとても重要です。
しかし、窓を開けると脱走の心配がつきもの。
そこで窓には鍵付きの脱走防止柵を設置しました。

風や自然の空気を取り込みながら、安全性もしっかり確保。
脱走の心配から解放され、室内環境も快適に保つことができます。
明るい中庭がある3階
3階へ上がると、光がたっぷりと差し込む中庭が。

こちらのお家を象徴する、シンボルのような存在ともいえる空間です。
周囲からの視線を気にせず光を室内へ取り込めるため、家全体が明るく開放的な印象に。
実はこの中庭は猫ちゃんは立ち入り禁止エリア。わんちゃんと一緒に”なんちゃってキャンプ”を楽しむ場所として計画されました。
テントを広げたり、チェアを置いたりしながら、気軽にアウトドア気分を味わえる特別な空間です。
遠くまで出かけなくても、お家にいながらわんちゃんとの楽しい時間を過ごせる、遊び心あふれる中庭となっています。
8匹だからこそ設けた猫専用トイレルーム
3階には、猫ちゃん専用のトイレルームがあります。

猫はトイレ環境にとても敏感な動物。
頭数が増えるほど、必要なトイレの数も増えていきます。
リビングに複数のトイレを置くよりも、一つの専用スペースとしてまとめることで、お掃除もしやすく、生活空間とのメリハリも生まれます。
ニオイ対策や衛生面にも配慮した、多頭飼いならではのアイデアです。
帰宅を楽しみに待つ「ニャルソック」スペース
5.2帖の洋室には、外を眺められる窓際スペースを設けました。

ここは、猫好きの間では「ニャルソック」とも呼ばれる人気スポット。
外を歩く人や鳥を眺めたり、帰宅する飼い主さまを待ったりと、猫ちゃんにとって毎日の楽しみになります。
窓辺で過ごす姿も、このお住まいならではの癒やしの風景です。
フロアを自由に行き来できるキャットウォーク
この住まいの大きな特徴が、2階と3階をつなぐキャットステップです。

洋室の腰壁部分には小さな吹き抜けを設け、猫ちゃんはキャットステップを使って上下階を自由に移動できます。


人には移動できない猫ちゃん専用の特別な動線が完成しました。
吹き抜け部分には落下防止ネットも設置。
思い切り遊べる設備でありながら、安全性にもしっかり配慮しています。
猫ちゃんの運動量を確保できるだけでなく、フロアを越えて家全体を立体的に活用できるのも注文住宅ならではの魅力です。
人も快適に暮らせる設備も充実
もちろん、犬や猫だけでなく、人が暮らしやすい工夫も充実しています。
3階には大容量収納付きの6.4帖洋室。

1階には造作デスクを備えた6.5帖の書斎があり、在宅ワークや趣味のスペースとして活用できます。

さらに1616サイズのゆったりとした浴室や、大容量のウォークインクローゼットも設置。


ペット用品はもちろん、ご家族全員の衣類や季節用品までしっかり収納できます。
ペット設備だけを優先するのではなく、人が快適に暮らせることも大切に考えた住まいです。
多頭飼いでの理想を叶える注文住宅という選択
犬や猫と暮らせる賃貸住宅は年々増えています。
しかし、多頭飼いになると選択肢は一気に少なくなり、「住みたい家」よりも「住める家」を選ばざるを得ないケースも珍しくありません。
注文住宅であれば、家族構成や飼育頭数、ライフスタイルに合わせて、一から住まいを設計できます。
今回のお住まいも、「犬と猫、それぞれが安心して暮らせること」と「飼い主さまが毎日快適に過ごせること」の両方を大切にしながら、一つひとつ形にしていきました。
猫が思い切り走り回れるキャットステップ、安心して風を取り込める脱走防止柵、安全性を高める独立キッチン、猫専用トイレルームなど、すべてがご家族の暮らしに合わせたオーダーメイドです。
私たちは、犬や猫との暮らしを熟知した建築会社として、それぞれのご家庭に合わせた住まいをご提案しています。
「多頭飼いでも快適に暮らせる家を建てたい」「猫も犬も、人も幸せになれる住まいをつくりたい」とお考えの方にとって、今回のお住まいが少しでも家づくりの参考になれば嬉しく思います。


